文章筋トレ1208ショート①
朝目が覚めると、昨日見た夢が脳裏に残っている。ここがどこなのかはわからない。懐かしい感じもしない。何かを期待して、懐かしい感じがするかなと思ったけどしない。周りの風景も曖昧で、何もなかったかもしれない。まったく何もないということはないはずだけど、思い出せるものはない。ただその場に自分がいたということだけは確かだった。
誰かと会話をしていた。結論が出る話ではないけど、切実感のある内容だった。そのことを考えないわけにはいかない衝動にかられている。今のどこかでそのことを考えようとしている。でも、その話した内容のことを思い出すことができない。一体、自分は何なのだろうと考えを巡らせるが答えが見つかるわけではない。
考えていると、どこかで何か進んだ感じがする。でも、それは気のせいである。ここから先に進もうとすると、どこかいつものループに入りそうな感じがしたので、方向転換をする。今の自分の感じを使って、次に進むこと。
「今日は日差しが気持ちいいね」「もうすっかり夏だね。」「セミもみんみんと鳴いている。」「海にいって思いっきり泳ぎたいな」